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10月1日(火)


上半身の図面をサイズ変更し、心機一転製作再開です。



 とりあえずやることはヤスリ掛けとプラ板組みですが、ああ、なんか 久々にきちんと作業してるって気がする…。

 製作BGMは「ダイガンダー」主題歌や「今がその時だ(「真ゲッター」 主題歌)」とかスパロボ系アニソン。こういう作業するとき士気は抜群に ヒートアップしますな(がっつ!)。


10月2日(水)


 昨日プラ板で組んだ筒状パーツを腰パーツに組み合わせ、 エポキシパテを盛り付けます。はいここが脚の付け根のポリキャップの 受け部となります。


10月3日(木)




 昨日腰パーツに盛ったエポキシパテをサクサク削り、プラ板、プラ棒で 一気に脚の取り付け軸パーツも作りました。ここでさっそく接続です。

 脚の付け根がどういうふうに可動するか、お判りのことと思います。
 あと、判りにくいですが取り付け軸は若干「脚が前に開いた角度」に 取り付けるようになっています。


10月4日(金)


「君が望む永遠」の脇キャラ、蛍シナリオ(別名ダメ主人公更生シナリオ)に マジ号泣しました。
どんな辛いことにも笑顔で立ち向かう勇気をもらいました。

うおおおっ、やったるぞこんちくしょおっっっ!!

 かくしていよいよ胴体フレームを作り始めます。今回、組んだパーツの 寸法のチェックとかに大活躍してくれてるのが100円ショップで 買ってきた簡単な作りのノギスなんですが、これがまた 本当に今回大活躍してくれているマイツール。こういうの作るのに、 これひとつでどれだけ作業が効率的に進んでくれることか。10年ぐらい 前には欲しくて欲しくてたまらなかったツールなんですけどね。

 最近の100円ショップは、こういうのも平然と置いていてくれてるから 嬉しいですな(笑)。


10月5日(土)


 ついに胴体(腰)の可動ギミックです。





 嗚呼っ、オレ今すげー輝いてるよ! なんかすげーよ自分!!


 思わず自画自賛モードも入りますが、この構造で上半身の重量を支えたまま 「腰の演技」ができるはず。ただし横回転は入りませんが…。


10月6日(日)


今まで作ったパーツをひと通り繋げてみました。



今日作ったのは肩口の付け根ブロック。


 小さくすると言ってた割に上半身がでかい? とんでもない、 一番最初の図面よりひと回り半は小さくなっています。
 しかし、もうちょっと肩形状を小さくする、足首を大きく作って下半身 肥大体型にするとか更なる工夫は必要なようです。


10月7日(月)


 肩ブロックを作ります。基本的にはプラ板の箱組みです。 いやあ、一番心落ち着く作業(癒される…)。

 あと 基部となる肩形状の板そのものは、昨日切り出した物の下部をごっそり カットしています。これで二の腕からが妙に長かったり垂れ下がっていたり する体型は回避できるはず。ともかく明日以降、腕も作り始めてきちんと 全体の体型を把握しないと。
 一度上半身の図面を描き直した成果が、ちゃんと現れてくれるでしょうか?


10月9日(水)


 二の腕です。木部用エポキシパテでちょっと強そうに“肉”を盛り付けます。

 地方なので2週間遅れで「ぴたテン」最終回見ました。最終的に、自分以外 の誰かの幸福のために主人公の自己犠牲の精神が試される展開というのは、 「アトム」の頃から日本人の愛するドラマ像なのかなとも思いましたが… (「ウェブダイバー」の最終回もそうだった)、基本的に、「癒し」と いうまではおこがましいかもと思うけれど、心温まるぐらいには 「丁寧さ」という感覚を、最後まで貫き通した良作だったんじゃないかと。 全体を振り返って、「この話が突出して出来がいい」というのが実はほとんどない というのも、安定していたというか妙に胸に残る出来というか(苦笑)。
 もうすぐ200円ガチャでフィギュア出るそうですが、もちろん 注ぎこむの決定っス(笑)。


10月10日(木)


腕のシルエットが出来かけてきました。



 肘の穴に後々2ミリ径のポリキャップを仕込むため、ポリキャップ本体の 径である4ミリの穴を開けてます。はい普通にプラモ作る上でピンバイス だのミニ四ドリルだのでもまず開けることのない径の穴です(て言うか ドリルないはずです)。


(本日の事業部長ドリル)
 そういうことで、日頃事業部長が4ミリとか5ミリとかの豪快さん サイズの穴を開けるのに使っているのがコレです。





 ドリルのセットは地元のホームセンターの電気工具コーナーで980円 だったかで買った物。グリップも同じくホームセンターで買った500円 ぐらいの物。グリップの太さが手にフィットしていいカンジ。1ミリ プラ板の5枚積層のブロックにも、5ミリなんていう模型作りに非常識な サイズの穴を、 平気でボコボコブチ開けられます。

 まあ昔からプラモ作るのにすぐ近くに模型屋がなかったというのも ありまして、ホームセンターとか金物屋とかで模型作りに使えそうな道具を 探すヘキがあって、こういうのも見つけた訳です。きちんと専門の工具とか 買うにこしたことはないですが、まあ手に馴染んじゃえばそれが一番なんで すな。


10月11日(金)


腕が出来たところで、全身のパーツを繋げてみます。



 現状でもこの程度のポーズ付けは出来ます。






 …なんか思ったより上半身のダウンサイジングが…(汗)。まあこれから 足首作って、もう少し全身のバランスを整えていきます。脇腹もうちょっと 削るのは決定ですが。


10月12日(土)


 そろそろ用意しとくかと型取り用のシリコンゴムを買いに行ったのに、 「天気もいいしついでだから」とか言って、DVDとかも扱う大型の中古 ゲーム屋なんか冷やかしに立ち寄っちゃいけません。



「トランスフォーマー・ザ・ムービー」の中古DVD(2千円)が買えちゃった ぁ~~~っ!! ウレシいよ~~~っ!!



 ちゃんと作業もします。まずは足首の中心となるブロックをプラ板の 貼り合わせで作りました。土踏まずの部分に大きく開いた切り欠きは、足首 が重くなりすぎないよう減量対策です。上の透明プラ板が確認 できますでしょうか? こちらはブロックの両側に付く、爪パーツのゲージ になります(この上に木部用エポキシパテを盛って形を削りだす訳です)。

 作業がおろそかになりそうなぐらい嬉しい買い物をしてしまいました。 え、シリコンゴム?


10月13日(日)


足首が出来たので全身繋げてみます。



 この状態で片足立ちできるというのが、全身のバランス変更と 図面を描き直した成果でしょうか。図面段階からご意見を下さった蘭亭 カントクに感謝です。



今のところの一応の可動範囲。すみません、ちょっと含み笑いを お許しください。フッフッフ…。



10月14日(月)


 可動部分の微調整、ヤスリがけなど細かい作業のみのため画像なし (て言うか、画像映えしない作業ばかりでした…)。

 ともかく、明日からは頭部、手首、胸部獣面など、外装部分を作っていく 作業に入ると思います。


10月15日(火)


 頭部を作り始めました。

 Ver,1の頭部と比べてもふた回りは小型化しています。 他には昨日に引き続き各部のヤスリがけや微調整など。それにしても、ああ、 ちっこすぎてなんて画像映えしない作業…鬱屈がぁ~、フラストレーション がぁ~…。


10月16日(水)


頭のパーツを作っていきます。とりあえず両面テープで組み立て。





 パーツごとに分割するとこんな感じでしょうか。とにかく今現在のままでは 顔が「スーパーヒーロー僕らの馬場さん」といった間延び顔なので、 もう少しナイフを入れる必要があります。ああ…ぶっとい指先に辛い 細かい作業…(疲)。


10月17日(木)


エポパテ盛ったり削ったり。そして、使い余ったエポパテを こねてるうちに…、



こんなんが出来てしまいました(作業が終わる頃には、全身 できてしまってる気がする)。


10月18日(金)


手首も作り、いよいよ腕パーツの仕上げに入ります。



最低でも、明日には腕パーツ全部終わり! ぐらいには行きたいもんです。
(それにしても、顔とか手首とか細かいの削る作業面倒い…)


10月19日(土)


 給料も出たので、やっとシリコンゴムを買ってきました。1缶だけ…。

 いつも使っている東芝シリコーンのがなかったので、今回は旭化成の物。 一緒にレジンも買うつもりだったのですが、店頭にあったのは愛用の アルテコGKキャストAL-1001じゃなくて、これより1000円高い ウェーブのやつだけ…。休日の度にマメに模型屋に立ち寄って、店頭チェック しないと…って、やっぱり通販に頼ったほうがいいですかねえ (なんか、ちょっとたそがれる地方の模型店事情)。

 作業のほうは腕パーツすべての形出し、ヤスリがけを終え、キズ消しの タミヤパテを盛りました。これでペーパーがけして、下地塗りしてキズが 残らなかったら腕パーツ全部終わり!
 あと、右下に映っているのは脛の前面パーツです。 腕に続いて、今度は脚パーツの仕上げに入ります。


10月20日(日)


脚の残ったパーツを揃えていきます。



 腰装甲等の外装を作り、太腿の取付軸は掲示板からのご指摘を受けて、 組み立てたときもっと「ハの字」の角度に開くよう角度変更。
 いつも言ってることですが、そこそこ早く乾いて、乾燥後はサクサク削れる 木部用エポキシパテって本当こういうの作るのにすごく便利であります。

 一応目標としては、今週中に 残った全身のパーツすべてを揃えること。…何せ複製した後にも、 見本組み立て、組立説明書書き、パッケージにとイロイロやることは膨大に あるのです。

 毎年毎年思っていることなのですが、これらの作業がしっかり報われるのが 一番なんですが…ぶっちゃけた話売上げ。果たして、自分は当日即売会の 会場に集まったお客様のニーズに合ったものを生み出せているのか? お客様 の研ぎ澄まされた商品の選択眼に叶うものを作れているのか?  反省と自己努力を大きく促される、こればかりは まさに終わりのないレースであります。

「自分の好きなものを、他者に認めてもらえるか?」
 自分の好きなものを作るというのは、 自己完結で終わらせることはできないんですね。


10月21日(月)


 エポキシパテ盛ったり削ったりの地味ぃ作業。

 ふと気が付いたら、このコンテンツを開始してもう1ヶ月が過ぎてました。 1ヶ月もかけてまだ全部できていない…残りの日にちを考えると さすがに焦りも感じてきますが、 部品数の多いものを、可動にこだわったものを作っているのだからと、 どこかで自分に妥協しないと制作意欲は長続きしないのです。

 出来上がった製品に妥協が現れていたら問題ですが…(汗)。


10月22日(火)


脚の外装がほぼ出来てきました。



 …胴体の小ささを強調するための太腿の装甲が、逆に本体から浮いた バランスになってしまっているような気もします。今後、胸や腰部前面の パーツを作っていく上でうまく“溶け込む”感じにしたいのですが。




 外装が出来たうえで、改めて脚の可動チェックです。前屈姿勢のときの、 足首部分に注目。


10月24日(木)


地元のジャ×コで、「ぴたテン」ガチャに注ぎ込んできました。



 とりあえず4回やってみて、美紗ワンピースバージョンがダブリ。制服 バージョンと湖太郎がそれぞれ1個。しかし凄いですよ、ワンピースのほう。 あからさまに“カプセルの重さが違う”んだもん(笑)。造形的にも、 ふっくらしたスカートの作りこみの凄さが…「風に、渦巻いている」 なんて様の造形を、200円ガチャでやるか!?
 あととりあえず紫亜さん出れば自分的にはオッケーですが、美紗ワンピース はまたダブリ出てもいいですね。なんとなくお得な感じで(嬉笑)。

 昨日サボってる合間に盛っておいたエポパテを削り、胸の意匠である 獣面を作り始めます。ついでに背中のブロックをプラ板工作。パーツが 揃った脚にタミヤパテ塗り。

 とにかくもう、ネックだった可動部分がほぼ全部終わっていて、残りは 外装だけだと思うと気も楽になります。てーか外ヅラ作るのに気ィ抜いちゃ いけないんですが…。


10月25日(金)


 外装パーツを揃えていきます。 獣面パーツの耳を削り、褌とバックパックと作っていきます。

 例によって地味ぃ作業ですが、基本的にこういうのは地味ぃ作業の 繰り返しですけん。


10月26日(土)


出来てきた出来てきた出来てきたぁーーーっっっ!!








 …あかん、鼻水たれてもうた。


 ほとんどのパーツもこうして揃って、あとはいよいよ外装パーツの 仕上げというか、そういえば手首の クロー部分作り忘れてるな(しょんぼり)。
 ともかくここまで来れたのは皆様のおかげです。来週中には、ついに 複製寸前というところまで行けたら幸いです。


10月28日(月)


とりあえずアップ。



今日の今日まで作り忘れていた、腕のクロー部です。



 他にはスタビライザーの平面のアール出し、プラ板ブロックの角の ヤスリがけ、不足部分のエポパテ盛りなど。それで、そのエポパテの 余りをこねてた奴ですが…、



ホントに全身できてしまいました(10月17日分参照)。


 なんか最近はこういうキャラクターがやたら多いんで、名前を言わなければ なんのキャラクターか判らないというのが…でもまあようするに、このキャラ の分だけガレキ開発にエポパテ無駄にしてたということなんですな(泣)。


10月29日(火)


 パーツにデザインナイフ入れたりヤスリがけしたりタミヤパテ塗ったりの 例によって地味ぃ作業。

 本日、地元では初雪の降った所もありました。これからさらにタミヤパテ 塗り、型取り、複製といった低気温では厳しい作業が待っているというのに… 。豪雪地帯在住模型好きにとって、もっとも辛い時期が迫ってきてるようで あります。

 あっ、コレ忘れたら蘭亭カントクに三年殺しされるってぐらい重要な パーツを作り忘れとった!! 今夜は「BSマンガ夜話」見なきゃいかんので また明日(汗)。


10月30日(水)


コレを作り忘れたら、本当にどうなるか判りませんでした。

トマホゥゥゥック! です。



 もちろん漫画版に準じたデザインで造形するのですが、実は困ったことに、 作画担当の蘭亭先生の描いてるときのノリの良さが伝わるというか、 「トマホゥゥゥック! の形や大きさがそのコマによって微妙に違う」 んですな。

 もともとのザンサイバーのマスターモデル(現存していませんが)に、 かなりいいかげんな形のトマホゥゥゥック! を持たせていたので、漫画では 蘭亭先生が結構形状をアレンジしてかっこよく描いてもらえていました。 それで、戦闘シーンのスピード感とかカタルシスはかなりの物なんですが、 「コマによって一番カッコいい形」に描いてもらえて いるのもので…。
 まあせっかく作るのだからということで、最終回第7話 での基本形状を元に、片手で持っていてかっこいいぐらいのバランスに したつもりです。まあ、本音としては巨大戦艦、烈華翁に斬り込むコマでの 巨大トマホゥゥゥック! で作りたかったところですが、さすがに間接可動の 模型では持てないだろうと考え断念。

 その他の作業としては、タミヤパテ盛った部分へのペーパー掛けを 始めました。指先と作業エプロンが灰色っス灰色。
(…なんか今日、微妙にひどいことを口走った気がする)。

10月31日(木)


 ひたすらパーツに盛ったタミヤパテと格闘。来い、闘ってやる! 武器は プラ板に挟んだ240番のペーパーだ!

 今日も指先がなんか灰色…あっ、プラ板の継ぎ目に盛った部分削ったら ヒケができてる。またそこにタミヤパテ塗り…(←ループ)。


豪雪地帯酒店・第二事業部はものをつくりたいすべての人々を応援します。

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